高血圧治療剤の特徴や効果
高血圧治療剤は運動や食事などの生活習慣の改善により、
血圧をコントロールできない場合に使用されます。
高血圧治療剤は、降圧剤とも呼ばれており、その目的は血圧を下げる事です。

高血圧治療剤は、あくまでも血圧を一時的に下げるものであり、高血圧そのものを治すものではありません。
高血圧治療剤には、その作用により、いくつかの種類があり、
- 利尿薬
- 交感神経抑制薬
- 血管拡張薬
- アンジオテンシン交換酵素阻害薬
などがあります。
ここで、それぞれの特徴を説明していきたいと思います。
■利尿薬
腎臓に働きかけ、血中の余分な塩分や水分を尿とともに体外へ排出します。
その効果としては、血圧を下げたり、むくみや心不全などを改善します。
ただし、投与しすぎると、血中塩分濃度の割合が崩れ、糖尿病が悪化する場合があります。
■交感神経抑制薬
血管を拡張して血圧を下げます。
交感神経は、心臓の働きや血管に影響を与えています。
「交感神経抑制薬」を投与すると、交感神経の働きを抑制し、心臓の働きを少し休ませてあげたり、血管を広げたりする事ができます。
ただし、作用が大きすぎると、心臓の働きが悪くなったり、立ちくらみを起こす場合があります。
■血管拡張薬
直接的に血管を拡張し、血流を良くすることにより、血圧を下げます。
「血管拡張薬」の種類には妊娠中の方でも使用できるものや狭心症の治療薬として使用されているものもあります。
ただし、血管が拡張することにより、動悸や頭痛が起こる場合があります。
■アンジオテンシン交換酵素阻害薬
血圧を高くする「アンジオテンシンU」というホルモン量を減らすことにより、血圧を下げます。
投与すると、血流がよくなり、心臓や腎臓などの負担を減らす事ができます。
ただし、顔や口がはれたり、咳が出たりなとの症状が起こる場合があります。
高血圧治療剤は継続して服用することにより、高血圧を原因とする動脈硬化や脳梗塞などの
合併症を防ぐことができます。
その服用量は、必ず医師の指示に従いましょう。
そして、服用して、もし体調不良などが生じた場合は、必ず早急に医師相談して対処しましょう。

